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【2月25日更新】田んぼ作業記録

2024年4月24日
読了時間: 8分

更新日:2025年2月25日

畦塗り


畦塗りは、田んぼを取り囲んでいる土の壁に田んぼの土を塗りつける作業のことです。

モグラやカニが掘った穴から水が漏れるのを防ぎます。水が漏れると、水の管理が困難になるだけではなく肥料や農薬の効果も低下してしまうので、田植え前に行う大切な作業です。

田んぼの耕耘作業をしつつ、土の湿り気をみて畦塗りを行います。

トラクターに道具をつけて畦塗りできるので、作業はあっという間です。



寒鋤(かんずき)


冬の時期の耕耘作業のことを「寒鋤き(かんずき)」と呼びます。

土中の有害ガスの排出や刈り取った後の稲株や稲藁等の分解を促進させます。

収穫後、すぐに一回耕耘していた田んぼを、

「寒鋤き(かんずき)」では土が大きな塊になるくらい深く掘り、

冬の寒気と日にさらし、乾燥させています。

(農家さんによって耕耘の回数や鋤く深さなどが違うそうです)

春には再度耕耘し、大きな土の塊を崩して均す作業を行います。

稲のない間も、着々と作業を進め、土づくりを行います。

来年の稲の生育のために、とても大切な作業になります。


寒い中も作業大変ですねと声をかけると、

「やっぱり、人間都合に合わせて作業するだけじゃ、

なかなか美味しいお米はできんとよ〜」と笑って教えてくれました。




収穫後は来年のための土づくり


稲刈りが終わったら、寒くなる前に稲わらや刈り株を土壌へ鋤き込みます。

気温が高いほうが土壌分解が促進されるそうです。

自然の力も借りて、来年のための土づくりを進めています。


精米作業


籾の状態で保管していたお米を精米し、選別して、袋詰めしていきます。

↑精米作業の様子


カメムシの被害があると、精米作業の際にわかります。

斑点米と呼ばれ、カメムシに食べられたところが茶色く変色しています。

減農薬で栽培しているため、こうした害虫からの被害は避けられません。

↑機械で見分けます

↑斑点米

このようなお米を、機械と人の目で取り除き、袋詰めします。





袋詰めは手作業で一つ一つ農家さんがしていますので、

発送まで、少しお時間をいただいています。


乾燥〜貯蔵


佐護ツシマヤマネコ米は今摺り米にもこだわっています。

稲刈り後、その日のうちに乾燥機で乾燥させ、籾の状態で保管します。

ご注文をいただいてから、精米をしています。

↑右側の乾燥機から、袋に移して貯蔵します。

↑乾燥した籾



稲刈りが完了しました🌾

黄金色に輝く田んぼと彼岸花が綺麗です。


9月27日、稲刈りが完了しました!


現代ではコンバインという機械での刈り取りが主になっています。

(コンバインとは、一台で刈取・脱穀・選別の機能をもった農業機械のこと。刈取機(バインダー)と脱穀機を組み合わせた収穫機械で、combine(harvester)= コンバインと呼ばれます。)

収穫された籾は、その日のうちに運搬し、乾燥機で乾燥させるため、

軽トラックで乾燥機までどんどん運搬していきます。

コンバインを操縦する隆義さんと軽トラックを運転する娘さんの連携プレーで、

あっという間に刈り取りが完了しました。




刈り取られた後の田んぼには、バッタやカエルを狙いに来た、

トビやカラス達で賑わっていました。



稲穂が色づいてきました🌾

田植えから約110日が経ちました。

稲刈りまではだいたい4ヶ月と10日くらいを目安に、

夏の平均気温や天候をみて判断します。

この田んぼの稲刈りは、9月28日頃になりそうとのこと。

稲刈りまでもう少し見守りたいと思います。




登熟を見守っています。

田植えから約100日が経ちました。

少し穂が茶色っぽく色づいてきたように見えます。

美味しいお米に育ちますように♡



稲穂が垂れてきました!

田植えから約3ヶ月が経ちました。

無事に受粉できたようで、緑色の穂が垂れていました。

葉で光合成をして、私たちが食べるお米ができていきます。

穀物の種子が次第に発育・肥大することを「登熟(とうじゅく)」と言います。


稲の葉っぱが枯れるように見えるのは、コブノメイガの仕業です。

幼虫が葉を縦にたたんで糸で綴り、筒状にすることからタテハマキと呼ばれています。

幼虫に食べられた葉は白くなり、光合成ができなくなります。

あまりにも多く発生したら、登熟が阻害され収穫量が落ちるため、農薬で駆除します。



稲の花が咲きました!

田植えから約80日が経ち、稲の花が咲いていました!

花といっても花びらはなく、緑色のカバーがカパッと開いて、

おしべが伸びています。この時点では、籾の中はまだ空っぽに近い状態です。




成長を見守っています。

田植えから約70日が経ち、草丈は80cmほどに育ちました。

もうすぐ茎が膨らんで、中に穂ができる「穂ばらみ期」に突入。

穂を作るためにたくさん水分がいるので、田んぼには水をたっぷりと入れておきます。




水の管理

田植えから約2ヶ月が経ち、草丈は60cmほどに育ちました。


天候や田んぼの様子を見ながら、水の管理をしていきます。

水を溜めすぎないように、飽水状態(地表には水がないものの土には充分に水が含まれている状態。ヨウカン状で、足跡に少し水が溜まる程度)を保ちます。

地表から水が無くなると土中の有害ガスが抜け、稲の根に酸素が補給されることで、根は地中深く伸びていくそうです。稲がしっかり育つための大切な作業です。




大雨が降りましたが、田んぼは無事です。

田植えから約40日が経つ頃、対馬では大雨が降りました。

近くの佐護川が氾濫し、田んぼも道路も水浸しになってしまいました。

大雨に備えて、排水路を開けておいたので、水がスムーズに流れ、

佐護ツシマヤマネコ米の稲や田んぼに被害はなかったとのことでした。

雨にも風にも負けず、草丈は30cmほどに育ちました!




成長を見守っています。

田植えから約1ヶ月が経ちました。




成長を見守っています。

田植えから約2週間が経ちました。

茎の根元から新しい茎が出てくることを「分げつ(ぶんげつ)」と言います。





畔の除草作業

畦道に雑草が生えたままにしていると、稲の病害虫の発生源となるため、除草します。

畔の除草作業には、除草剤を使わずに、鎌や刈払機で刈り取ります。

次から次に生えてくるので、月に2回くらいのペースで行っているそうです。



除草剤を撒きました

6月2日

雑草が繁茂してしまうと、収穫量が落ちてしまいます。

稲を痛めずに雑草だけを防除する農薬を使用します。

春日亀さんは、サラブレッドKAIフロアブルという除草剤を使っています。

水鉄砲のような散布機で撒いていきます。



鹿よけテープ張り

6月1日

田植えして約1週間が経ちました。

田んぼには、なんとシカの足跡が🦌!!

幸いにも稲は食べられていませんでしたが、

水が張られた田んぼにもズブズブと入っているようですね。

農家さん曰く、1ヶ月くらい育った稲の新芽を食べに来るそうです。

稲を食べられると、枯れてしまったり、成長のスピードが他の稲とズレるので、

農家さんにとっては厄介な存在。


シカが入らないよう田んぼの周りをテープで囲い、シカよけのライトを設置しました。

これで田んぼに入らなくなるといいのですが…🤲


(写真)田んぼの真ん中あたりを横断する足跡があります



田植え

5月26日

田植えとは、15cmほどに育てた苗を田んぼに移植する作業です。

苗をこんなにちょっとでいいの?と思ってしまいますが、

苗が育ってくると、根元から新たに茎が生えてきて、丈夫になっていきますよ(=^x^=)!

根元から新たに茎が生えてくることを「分けつ」と言います。


田植え機で植えられなかった端には、手作業で植え足します。

田植えの後には肥料を撒きます。

春日亀さんは、長崎県特別栽培米規格のなつほのか専用配合肥料を使っています。




田起こし・代掻き(しろかき)

田植え前〜

田起こしは、田んぼの土の固まりを砕いて、なるべく乾燥させる作業です。

昔は(60年くらい前?)馬や牛を使って行っていたので、

佐護に昔からある家の倉庫には、牛の鞍や鋤(すき)がしまってあるのを目にします。

田んぼの土を耕運した後は、田んぼに水を溜めておきます。


代掻き(しろかき)は、田植えの前に田んぼを整える作業です。

土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、泥の表面を平らならしておきます。

苗の活着と発育を良くするため、雑草の種を深く埋め込んで発芽を抑えるため、

土中の有害ガスを抜き有機物の腐熟を促進するために、重要な作業です。

代かきが終わったら、2〜3日はそのままにして土を落ち着かせておきます。



育苗 

2024年5月〜

種を蒔いて数日、苗が育って苗箱に被せていた銀色のシートがこんもりしてきます。

そうなったら、シートを剥がし、直接太陽の光を浴びさせます。

苗はぐんぐん成長し、すぐに水を吸ってしまうので、

土が乾かないように、毎日朝昼夕にたっぷりと水をあげて育てていきます。

根がしっかり張ってフェルト状になれば植える準備万端です!




種まき

5月5日

種籾を、ゴザに広げて、風で乾燥させておきます。

苗箱に育苗専用の土を入れ、種籾を蒔いていきます。


たくさんの田んぼを作っている春日亀さんのところでは専用のベルトコンベアーの機械で作業を進めました。苗箱をセットする人、種や土を入れる人、できた箱を運ぶ人、箱を並べる人と役割分担して、家族親戚総出で行いました。多い時は一度に1000枚くらい作ります。

皆で協力して、無事に完了しましたよ♪

種籾を蒔いた苗箱を並べたら、銀色のシートを被せ、苗が育つのを待ちます。


土の表面に撒かれている白い粉は箱粒剤(水稲育苗箱専用殺虫殺菌剤)という農薬です。

春日亀さんのところでは「防人(さきもり)」という箱粒剤を使っています。



種子消毒・浸種

4月下旬

稲が病気にならないように種籾(たねもみ)の消毒をしてから苗を育てます。

春日亀さんのところでは、微生物由来の種子消毒剤(タフブロック)を使っています。


種籾(たねもみ)は、種子消毒剤に一日浸し、その後、数日間浸水します。

種まき前には、お風呂でお湯に浸けて、少し芽を出しておくのが春日亀流だそうです。

(農家さんによって、浸水や芽出しの方法が少しずつやり方が違うそうです)



※作業日はオーナー様の作業体験イベントをする田んぼに合わせて記載しています。

 
 
 

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